イリオモテヤマネコの「よん」 [イリオモテヤマネコ]

先日の4/9夜、イリオモテヤマネコの「よん」が亡くなったそうです。
推定15歳と1ヶ月。人間で言うと100歳を超える大往生だったそうです。

「よん」は、沖縄・西表島の西表野生生物保護センターで保護されていたイリオモテヤマネコです。
1996年、交通事故にあい、それから西表野生生物保護センターでリハビリをしていました。
昨年6月、西表野生生物保護センターで話を伺いましたが、交通事故で生き延びた唯一のヤマネコだったそうです。
しかし、命は取り留めましたが後遺症が残り、野生に戻すことは出来なかったそうです。

こちらの写真は、その際にモニタで見た「よん」の様子です(ストレスになるため直接見ることは出来ませんでした)。
IriomoteWildCat.jpg
歳をとってあまり活動的ではありませんが、この頃はまだ元気だったようです。

よん、よくがんばったね。


※イリオモテヤマネコに興味のおありの方はこちらの記事もご覧になってください。
西表野生生物保護センターのウェブサイトにもいろいろと詳細が発信されています。
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コメント 3

のらん

そうなんですか~、悲しいお話ですね。
イリオモテヤマネコが交通事故にあってしまう世の中。。。
人間の文明って、いったい、なんなんでしょう?
by のらん (2011-04-16 13:15) 

kurako

交通事故にあうイリオモテヤマネコは少なくないようですよね。
沖縄本島ではヤンバルクイナの事故も問題になっていると聞きますし、
人の便利さを求めるだけではいけないのだと感じます。

子供のころ、沖縄こどもの国で飼育されているイリオモテヤマネコを見たことがあります。
夜行性なので穴蔵で眠っていて、なんとなく影が見えるくらいでした(^_^;)
その頃は、猫が何故動物園にいるんだろうと不思議でしたが、のちに思い出して納得です。
by kurako (2011-04-16 23:24) 

hiro

>>のらん様、kurako様
コメントありがとうございます。
人間と動物の共存はなかなか難しいです。
でも、ようやく自然の大切さに人間も気づき始めて、希少動物や自然の保護のため、
様々な活動も始まってきていますね。
少しずつですが、共生のための良い方向に向かっているのだと思います。

ヤンバルクイナのことは知りませんでした。
ほとんど飛べない鳥ですから、交通事故にあう機会も多いのでしょうね。
私自身、危機に瀕している動物や自然のことを、もっと知る必要があります。
by hiro (2011-04-17 01:13) 

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