虎の膀胱炎再発(12回目)と結石 [猫のごはんとか病気とか]

虎が膀胱炎と結石を併発してしまいました。
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今朝、出勤前に妻が「虎の様子がなんか変じゃない?」と。
ちょうど虎がトイレに入ったので様子を見ていると、ほんの少ししかおしっこが出ておらず、しかも血が混じっており、その後も度々トイレに行くものの、おしっこはほとんど出ていませんでした。
尿閉塞だとしたら一刻の猶予も無く、朝イチで妻に病院に行ってもらいました。
虎の異変に最初に気づくのは、いつも妻なんですね。

虎を病院に預けてもらい、夕方のお迎えは私。
検査結果ですが、
尿検査はph=8、かなりアルカリ性に振れていました。ストルバイトも検出。

結石が疑われ、レントゲン検査が行われましたが、腎臓にも膀胱にも石はなく、
しかし、エコー検査で膀胱内に石が検出され、その大きさは4.7mm。

尿道径は2mm強なので、この大きさだと自然には排出されないとのこと。
結石はおそらくストルバイト結石の可能性が高く、また出血に関しては、尿に細菌が見つかっていないことから、石が膀胱壁を傷つけているせいだと思われます。

そこで治療方針としては、
(1)結石に対しては、食事療法で対処。
尿を極端な酸性にする食事(我が家はロイヤルカナンのphコントロールゼロ)を与えて、石を溶かします。
食事療法は、長めに1か月くらい継続します。

(2)膀胱炎に対しては、抗生剤と止血剤を処方します。
止血剤のアドナを2回/day
抗生物質のビクタスを1回/day
膀胱炎が収まるまでは3weekほど様子を見るとのこと。

食事療法にも関わらず石が小さくならなければ、可能性は極めて低いものの、シュウ酸カルシウムによる結石が疑われます。
この結石は、酸性の尿には溶けません。むしろ、酸性にすることがシュウ酸カルシウムによる結石の原因になります。ですから、phゼロの療法食は期間限定なんですね。そしてこの場合には手術しなければなりません。
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1か月前の尿検査ではph=6.0だったのが、ここにきて急激にアルカリ性になっていました。
原因は特定できませんが、最近、ケチャップとマスタードたっぷりのソーセージパンを虎に食べられてしまったことがありました。気を付けてはいるんですが、食いしん坊の虎には時々盗み食いされてしまっていました。
猫にとってソーセージパンは塩分過多。
そんなことも一因になっているのではないか?と医師。
これは飼い主の責任ですね・・・。今後は徹底しないといけません。

病院では緊張してたそうですが、家に戻った虎は元気いっぱい。
phゼロのごはんも完食。
でも疲れたのか、昼顔チェアでぐっすりです。
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小夏は、まだ少しくしゃみをしていますが、元気です。
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コメント 5

yoshida

虎ちゃん、早く治るといいですね。
by yoshida (2015-01-22 04:48) 

crayfish

あららいけませんねぇ
早く良くなるといいですね
by crayfish (2015-01-22 07:08) 

kurako

(>_<)
なかなか完治しないんですね。。。
石、早く溶けてくれますように。
by kurako (2015-01-22 19:44) 

のらん

気をつけていても、結石できちゃうんですね・・・
食事療法で、石が溶けてくれますように。
虎さん、がんばれ!!!

by のらん (2015-01-24 07:48) 

hiro

>>yoshida様、crayfish様、kurako様、のらん様、
コメントありがとうございます。
虎の体調は一進一退ですね。
でも、再発の間隔が長くなってきていることは、良い兆しと言えるのかもしれません。

by hiro (2015-01-25 19:58) 

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