虎の異変(11回目の膀胱炎再発?) [猫のごはんとか病気とか]

いつもは滞りがちな当方blogの頻繁な更新は、ある意味、飼い猫の病気のサインでもあります。

夜が明けても、退院した小夏を威嚇し続ける虎ですが、今日はどうも様子が変。
表情に元気が無く、後ろ脚がブルブルと痙攣している感じ。これは虎の膀胱炎のサインでもあります。

とりあえずおしっこを採取できたので動物病院へ。
体重は3.9kg。直近の12/2よりも-0.3kgで、初の3kg台。これは良いことです。

ですが尿検査の結果は、
・ph=6~7
・赤血球が多く検出
・ストルバイトも検出
・細菌感染は検出されず

やはり異常が起きていました。
まず、検出された赤血球から、比較的大きな出血があるようで、どこかで炎症を起こしていると思われます。
可能性としては、膀胱炎と結石のいずれかが疑われます。

ストルバイトが検出されたことで結石が疑われますが、尿の採取から検査まで少し時間をおいてしまったため、
精度が悪く、phも極端なアルカリ性にふれているわけでも無いし、phコントロールの食事を続けていることを
考えると、この可能性は低いそうです。

他方で膀胱炎ですが、球菌は、検出されない程度でも微少に存在すれば、それが膀胱炎の原因になるそうです。
結石の可能性が低いとすれば、やはり膀胱炎再発が疑われます。

そんなわけで、これから1週間、膀胱炎治療として、
・消炎鎮痛剤のオンシオール
・抗生剤のビブラマイシン
を1日1回、投与します。おしっこは十分に出ているので利尿剤等は不要とのこと。

10回目の再発が完治してから、膀胱炎になりやすい寒い冬を乗り越えて10か月強が経ったわけですが、
とうとう再発なのかもしれません。

この1週間で良くならなければ、画像診断で結石の有無を検査します。

元気の無さそうな虎。病院から帰ってきてからは、小夏を威嚇することもありません。食欲は旺盛ですが。
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対照的に小夏は元気一杯なのです。
kona.jpg

それにしても、ここにきて二匹がほぼ同時に体調不良。
しかも、図ったように、飼い主の仕事の最大のピークを過ぎて、少しゆっくりしていたところ。
この時期でなければ、飼い主が彼らの異変に気づくことは困難だったでしょう。
もしかしたら、この約1年間、飼い主にほとんど相手にしてもらえなかった二匹も必死に頑張っていたのかもしれません。
それがここにきて、このような形で表に出てきてしまったのかな、とも考えてしまいます。
小夏、虎、ごめんよ。

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